私らしいアピアランスケア

2025年08月09日

私は、2020年6月から乳がんの治療を経験しました。
治療終了後は体験記とか書いてみようと思っていたのですが、思い出すとなぜか落ち込んでしまい言葉がうまく浮かびませんでした。

3年経って、やっと色々感じたことを伝えていくのもいいかもしれないとnoteを始めてみることに。
そして今回は自分のサイトにコラムをお引越ししました。

コロナ禍での治療は、外出もままならず気分転換もできません。
家でメイクを楽しんだり、抗がん剤治療にいくための洋服や帽子を工夫したり、そんな1年を過ごしました。

病人らしくしなくてもいいよね

元々、エステティックサロンやメイクレッスンの美容の仕事をしていたので、抗がん剤治療中でもできるスキンケアやメイクを考えるのは気持ちの支えになりました。

ですがネットで調べると、ウィッグ、爪、眉アートメイクくらいしか情報が出てきません。

それもそのはず。
アピアランスケアは医療従事者が患者に行うケアなので、美容に関連づけるのが難しいのです。

治療は長く続きます。
治療の前、治療中、治療の後も今までとは違う外見の変化に自分自身が戸惑うことが多いはず。

「もっと毎日に寄り添う情報ってないのかな?」と感じていたので、ここで情報を共有することが誰かの役に立てばいいなと思っています。